テリー・ザ・キッド「パパ」カウンター
『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』、みなさん読んでらっしゃいますでしょうか?
読めば必ず誰もが思うであろうこと、ありますよね?
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ゆでたまご『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』11巻, 2008年, 集英社, p.204, 216, 219
この人、パパパパうるさいなあって…
パパパパうるさいファザコン超人テリー・ザ・キッドが作中何回パパって言うか、気になりますよね。
私は気になったので数えました。
ルール:
①テリー・ザ・キッドが「パパ」と言った台詞を数える
②「パパ」でなくてもテリーマンのことを指していたら一応メモを取る
③テリーマンを指していない「パパ」もメモは取る
数えていきます。
「パパ」カウントのために読んでいるとまた新たな発見がありますね。
ゆでたまご『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』2巻, 2006年, 集英社, p.29
若かりし頃のテリーマンとの感動の初対面シーンでは「パパ」とは2回しか言っていなくて、「パンパンの食パン」で「パ」を3回言っているなあとか……
読んでみればキン肉万太郎の「父上」の方が多いような気がして途中すこし数えてみたら
A列が巻数、B列がページ数です
案の定めちゃくちゃ多かったし、キッドと違って万太郎は長台詞が多いから目立たないだけだったし、
「もう二度とあんたのことを父上って呼ばない」って言った後ちゃんと70ページくらいは「父上」って呼んでない万太郎偉いなあとか……
ゆでたまご『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』15巻, 2008年, 集英社, pp.144-145
キッドが頸動脈を切られたのを見て鼻水流して感動してるテリーマンちょっと尋常じゃないくらい気持ち悪いなあとか……
そんなことでパパに認められたのにそのあと憑き物が落ちたようにパパパパ言わなくなるキッドに悲しさを感じる……まあこれは純粋にそれ以降ほぼ出番が無いだけなんですが……
ゆでたまご『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』15巻, 2008年, 集英社, p.128
テリーマンが想像する「キッドとの未来の思い出」の2/3が虐待なのはそれでいいのかなあとか……
ゆでたまご『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』21巻, 2010年, 集英社, pp.90-91
結局パパとは闘わせてもらえないというのに、テリー・ザ・キッドはなぜ生まれてしまったのかとか、
父親超えの機会を与えられないキッドへの救済措置が『テリー・ザ・キッドの夜明け』なのかよ!とか……
まあいいや……
そんなこと言ってたって始まんないし……
結果
テリーマンを呼んだ総回数:54回
テリーマンを「パパ」と呼んだ回数:45回
「親父」:2回
その他:てめ~、おめー、テリーマン、あんた
キッドが「パパ」という語を使った数:49回
「パパ…」の回数:17回
「パ …パパ…」の回数:7回
「パパーーッ」の回数:6回
キッドが「パパ」と言うために発した総「パ」の数:109
煩悩の数より「パ」が多かったですね。
以上です。